開業届けの記入

開業届けの記入

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開業届けの記入

開業届出書は、お近くの税務署でも入手することも可能ですし、
国税庁ホームページからもダウンロードできます。
必要書類のページから入手出来ます。
開廃業届出書はこれです。(2020年2月現在)
開業届出

 

 

ほとんどのところは、問題なく記入出来ると思いますけど
私も含めて、多くの方が

  • 職業
  • 屋号
  • 事業の概要

この3つで、「どう書けばいいの?」となるのではと思います。
(私がそうだったものでして)

 

それぞれ、実際に問い合わせたことと、あわせて説明します。
ちなみに、個人事業主とは?に、
個人事業は、法人と違い「法的な手続きも運営上のルールも
特になく、会計方法も簡易となります。
と書いています。

 

これは、勝手な解釈をすれば「そんなに、きっちりした記入方法でなくてもいい」と
捉えることもできますよね。

 

ですので、よほど判りにくい書き方でない限り申請が却下されることはありません。
また、税務署の方が見て、内容が判りにくい場合は連絡がありますので
その時にでも、
「こういった内容です。」ということをきちんと説明されれば問題はありません。

 

↑これは、電話で確認済みです。

 

 

そういった事も踏まえて、あまり難しく考えることなく
今、「個人事業を開業するぞ!」という前向きな気持ちで記入していきましょう。

 

開業届の記入『職業』

職業の欄には、これから個人事業を開業するのにどういった職業として事業を運営するのか。

 

私の場合は、インターネットを活用したビジネスで事業を運営したいと考えていますので
【インターネットビジネス】と記入しました。

 

例えば、「ホームページを制作したい」と思うのであれば
【ホームページ制作】でも、いいですし、店舗を借りて
雑貨を販売するのであれば、【雑貨販売】でもいいです。

 

 

もしも、職業となるとわかりにくいのであれば、「何をしている人ですか?」と、聞かれた時の答えを書くといいのかもしれませんね。

 

 

 

開業届の記入『屋号』

 

屋号の欄には、個人事業を開業する時のお店の名前を記入することになります。
もしも、決まっていないのであれば空白のままで構いません。

 

ただ、屋号を記入する時に気を付けて欲しいのは、個人事業主の場合は屋号に
「〜会社」や「〜法人」といった文字を使用することは出来ません。

 

あくまで個人事業であって、会社でも法人でもありませんからね。

 

 

この部分も、私も少し気なる部分があって問い合わせてみました。
気になる部分というのは、「商標登録」なんです。

 

 

会社や法人であれば、同じ屋号を使用出来ないとか、聞いたことがありましたので
確認してみたんですけど、個人事業の場合は特に気にする必要もないようです。

 

 

ただ、あまりにも有名な企業の名前を使用したりというのは、微妙な感じはします。

 

 

 

 

開業届の記入『事業概要』

事業概要については、多くの方が悩まされるのではないでしょうか。

 

 

私も、事業概要が一番悩みました。

 

 

『事業内容』なんですけど、「職業」でも書いたとおり、
【インターネットビジネス】といっても幅は広く、実際にどんな事を書けばよいのか?
と、考え込んでしまいました。

 

基本的には、アフィリエイトを中心に、ホームページの制作や
ホームページ素材の提供なんかもしていきたいと考えていましたので
具体的に書かないといけないとなると、逆に判りにくい概要となってしまいそうです。

 

ですので、これも税務署に電話で確認してみました。

 

その結果、屋号同様に、そこまできっちりした記入でなくても大丈夫なようです。
「個人事業として、開業する内容をある程度具体的に記入すればよい」ということです。

 

かなり柔らかくなりました。

 

そして、事業概要として記入した内容と、必ず確実に沿わないといけない事もない。

 

ですので、「個人事業を、こういった内容で開業します」ということが伝われば大丈夫です。

 

こちらも、意味が判らない場合や問題がある場合は、連絡がありますので
連絡があった時にしっかりと、内容を伝えてください。

 

 

私の場合は
「HP企画・制作・運営、インターネット販売、インターネット広告代理業等の
インターネットビジネス全般」と記入しました。

 

これは、今後も事業として展開したい内容も含めて
インターネットビジネスを運営していきたい、と考えて記入しました。

 

こう記入すれば必ず、申請が通るというものでもないと思いますので
あくまで参考程度にしておいてください。

 

また、開業届出は個人事業主となるための申請書類となり、おそらくは一度しか提出しないものとなるでしょう。
今後の事業の業績によっては、事業内容を変えたりすることもあるでしょう。

 

その度に、毎回、開業届出を出していたのでは、出すほうも処理するほうも大変です。

 

ですので、個人事業主としてのスタートは、「ここからはじめます」程度の気持ちでいいのではないかと思っています。

 

その他注意点

注意点というほどのこともないのですけど、
個人事業を自宅で開業、もしくは事務所を借りて開業する場合に
ご家族の方(奥様であるとか、身内)に、事業をお手伝いしてもらっている方等
その事業を運営するにあたり、給料を支払う場合は
給与等の支払い状況1
↑クリックで拡大します。

 

この赤枠部分に、記入する必要があります。
今回、私は「給与等の支払い状況」は無しで申請してますので
申し訳ありませんが、割愛させていただきます。

 

「給与等の支払い状況」を無しにする場合

この場合は、下記画像をごらんください。
給与等の支払い状況2
↑クリックで拡大できます。

 

個人事業を完全に、ご自身だけで運営する場合は
画像の通り、斜線を引いておいて、赤枠の部分に
「給与等の支払い無し」と書いておけばいいです。

 

ついでに、その下にある「源泉徴収〜」のところは
”無”に○をしておけば大丈夫です。

 

 

 

 

以上で私の「個人事業の開廃業届出書」の記入は完成です。

 

このまま、青色申告もされる方は青色申告承認申請書の記入へ、お進みください。

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